高齢化社会とか少子化と言われる現代。そして地方の過疎化も解消できない。そうなると年を取って夫婦だけで暮らす家庭も増えます。 孫がいれば時間を持て余すこともないかもしれないけど、年寄世帯が若い夫婦と一緒に暮らす時代ではなくなりました。 そんなとき、犬を飼いたいなと思う人も多いだろうと思います。
寂しいときも癒してくれますし、仕事を定年退職して体がなまるというときも、散歩のパートナーに犬は最適ですね。 ただ、犬の種類は思っている以上にたくさんあります。お年を召した方にとって、飼いやすい犬と飼いにくい犬がいると言えます。
そこでこのページでは、口コミをもとに年をとってからでも飼いやすいのはどの犬なのかを調べました。 まずは人気のある16種の犬をピックアップして、その中でランキングしています。 犬を飼うときにどの犬にしたらいいのか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
お年寄りでも飼いやすい犬、一体どの犬でしょうか。 さっそく見てみましょう。
第1位
お年寄りでも飼いやすい犬の第1位はヨークシャーテリアです。ヨークシャーテリアは小型犬。かなり小さい超小型犬と言えるサイズです。 あまり大きな犬だと力も強いですから、お年寄りには小さい犬がいいですよね。
ヨークシャーテリアの口コミを見ると、「抜け毛が少ない」というのが目立ちます。45%の口コミで抜け毛が少ないと言われています。 抜け毛が多い犬だと毎日、掃除機をかける必要がありますから大変ですよね。ヨークシャーテリアは毛が抜けない犬なので掃除は楽でしょう。
体力面を考えると、やっぱり活発な犬よりはおとなしい犬の方がいいと思います。「落ち着いている」という口コミも見られますから、大丈夫そうですね。 また、「好奇心が強い」とか「引っ張る力が強い」、「気が強い」といったような口コミが他の犬にはあるのですが、ヨークシャーテリアには見られません。 まさにお年寄りでも飼いやすいと思います。
ヨークシャーテリアの特徴としては寂しがり屋なところがあり、留守番は苦手なのですが、お年寄りの方で普段は家にいるというご家庭なら特に問題ないですよね。
ヨークシャーテリアは、毛も抜けず、頭の良い犬なので飼いやすいという口コミが多く、無茶をしませんからお年寄りの方でも安心して飼うことができると思います。
第2位
お年寄りでも飼いやすい犬の第2位はミニチュア・シュナウザーです。ミニチュア・シュナウザーはちょっとおじいさんっぽい見た目ですね。
ミニチュア・シュナウザーの口コミでは、1位のヨークシャーテリアと同様に「抜け毛が少ない」が多くあり、人気の16種類の犬の中では最も多く見られました。
それから、しつけもしやすいようで、23%の口コミに含まれていました。ですから、けっこう頭も良い犬だと言えるでしょう。 お年寄りの方にはやんちゃな犬は大変ですから、しつけはできるだけ早く覚えてくれる犬がいいはずです。 あとは「愛想がいい」という口コミも多い方です。
ミニチュア・シュナウザーは抜け毛が少なくていいんですが、トリミングが必要ではあります。 「今までは、トリミングを月1回していましたが、最近自分でカットしています」という口コミもありますから面倒なら自宅でも可能ですね。
第3位
第3位はボストン・テリアです。小型犬で憎めない顔を持つ頭の良い犬です。
ボストン・テリアの口コミでは、「無駄吠えがない」が目立ち、16種類の犬の中では最も多く出てきます。 吠えない犬の方が落ち着いていいと言う方にはいいと思います。その代りと言っては何ですが、ちょっといびきの方はあるようです。
1位のヨークシャーテリア、2位のミニチュア・シュナウザーと比べると「抜け毛が多い」と言われていて、掃除は大変かもしれません。 でも、毎日の掃除も運動になっていいと言う方にはおすすめです。表情が豊かな犬でもあって、魅力のある犬です。
ボストン・テリアは、少し手間はかかりそうですが、表情が憎めないところがあるので、大目に見て欲しいなと思います。 また、夫婦の会話が少ない場合には、ボストン・テリアのおならやいびきはありがたいものになるかもしれません。
口コミをもとに、お年寄りにも飼いやすい犬をランキングにしてみました。 小型犬なら力もそんなに強くない犬なので、安心して飼うことができ、掃除のことを考えると抜け毛は少ない方がいいと思います。
ここでは出てきませんでしたが、散歩はあまりしなくてもいい犬というのもお年寄りには向いているかと思います。 それだと、チワワは体力もあまりなく、運動が少なくて済むのでおすすめです。