犬と言えば、玄関先に犬小屋があって番犬にもなってというのはちょっと昔の話になってきたのかもしれません。 小型犬が人気なこともあって、室内で飼う人は多くなっていますし、大型犬であっても家族なんだから室内飼いにするべきだという人もいるようです。
とは言っても、本来、犬は家の中で生活する習慣があるわけではないので、実際に飼ってみると、家の中で飼いやすい犬もいれば飼いにくい犬もいるのが現実。 人間の都合で飼育場所が変わるだけなんですからね。
そこでこのページでは、口コミをもとに室内飼いしやすいのはどの犬なのかを調べました。 まずは人気のある16種の犬をピックアップして、その中でランキングしています。 犬を飼うときにどの犬にしたらいいのか迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
室内でも飼いやすい犬は、一体どの犬でしょうか。 さっそく見てみましょう。
第1位
室内でも飼いやすい犬の第1位はミニチュア・シュナウザーです。ミニチュア・シュナウザーは、言葉もよく理解でき、しつけもしやすいと言われる小型犬です。
ミニチュア・シュナウザーの口コミで目立つのは「抜け毛が少ない」なんです。ここで調べた人気の犬、16種類の中でも最も多い53%で言われています。 例えば、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルという犬は、人気があってかわいいのは確かですが、抜け毛がスゴイんです。 毎日の掃除機は欠かせないと言われ、しかも掃除機はつまってしまうほど。これに比べると、ミニチュア・シュナウザーの抜け毛の少なさは室内飼いにはオススメと言えます。
またミニチュア・シュナウザーは「体臭がない」という口コミも多くあります。これは30%の口コミで言われています。 臭いが強い犬もいるわけで、来客時などは気を使ってしまいますから、体臭がないというのも室内飼いにはメリットになります。
ミニチュア・シュナウザーの場合、抜け毛の少なさと体臭の少なさに関する口コミは本当にたくさん見られますから、室内犬として飼うならピッタリの犬と言えるでしょう。
第2位
室内飼いしやすい犬の第2位はヨークシャーテリアです。ヨークシャーテリアは人懐っこくて、甘えん坊な小さな小型犬です。
ヨークシャーテリアの口コミでもミニチュア・シュナウザーと同様に「抜け毛が少ない」が多く見られます。 そして、無駄吠えが少ないというのも多いんです。 家の中で飼う場合、無駄に吠える犬は来客時とかテレビとか電話のとき、うるさく感じてしまいます。 ヨークシャーテリアはほとんど鳴かないという口コミが多いので、室内でも静かに過ごせる犬です。
ヨークシャーテリアは寂しがりやな犬で、留守番はちょっと苦手な犬でもあります。 もし飼うならば外で飼うのは難しく、室内飼いは必至になるかもしれませんね。 そういう性格の自分自身を守るためかどうかはわかりませんけど、室内で飼いやすいような特徴を持っているものなんですよね。
抜け毛が少なくて、無駄吠えも少ないということで、ヨークシャーテリアは2位になりました。
第3位
室内飼いしやすい犬、第3位はパピヨンです。パピヨンは体がとても小さいですが、頭の良い犬と言われています。
まずは抜け毛についてです。パピヨンも「抜け毛が少ない」という口コミが多い方です。33%の口コミに書かれていました。
また「体臭がない」という口コミがパピヨンの特徴でもあり、全体の44%に見られます。 これは他の犬に比べて飛びぬけて多く見られます。室内という密閉しやすい空間では体臭がないことはいいことですね。
パピヨンは活発で落ち着きがないといった意見も見られる犬。 大型犬で活発だとちょっと家の中が心配になりますが、パピヨンは超小型犬なので、そのへんはかわいいだけです。 室内でも安心して飼えるはずです。
神経質なところもあるパピヨンですが見た目はかわいいし、抜け毛も体臭も少ないので、室内飼いにはかなりおすすめですね。
口コミをもとに、室内でも飼いやすい犬をランキングにしてみました。 ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャーテリア、パピヨンともに「しつけがしやすい」といった口コミのある犬です。 逆にしつけが大変と言われている口コミはどれもありませんでした。 室内で飼うには行儀も良くしてもらわなきゃいけないのですから、しつけの点でも飼いやすいと思います。 犬選びの参考にしてみてください。